オーロラの撮影について
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たいした内容ではないですが、今回のオーロ観賞の旅で
準備した内容をアップします
私のカメラはコンパクトデジカメで高級品ではありません。
山歩きの際に花の撮影、滝の撮影などでマニュアル操作もしたいと、ISO感度、シャッタースピード、露出、フォーカスを全て手動で設定できるキャノンの Power Shot S90 を愛用しています。
暗い中での撮影ですから、まずは三脚そしてシャッターを切る際のブレ防止でシャッターレリーズは必要だろうとコンデジに使えるレリーズをネットで検索。
コンデジだとリモートのレリーズもないし、市販されているレリーズを取り付けるねじ穴もありません。やっと見つけたのが写真のふたつ。

まずは三脚

無骨なレリーズ

使えなかったレリーズ

一式

三脚装着

マフラー防寒
当初は三脚に取り付けて放置もあるかと、防寒対策で小さなカメラケースに細工。レンズ穴を開け、かつ反対側に液晶を見るため袋の一部を開閉できるようにして、そこにホッカイロを貼り付けるようにしました。放置時には更にホッカイロを貼り付けたマフラーを巻き付けるつもりでした。
更に三脚から外したとき入れる袋。これは中に小さなホッカイロを貼り付けて防寒着の中に入れる予定です。
暖房した室内に戻ったときにカメラが露結、凍結するのを予防するための乾燥剤入りの密閉ポリ袋も準備。
日本にいる間にネットでオーロラ撮影条件を調べたり、家の裏で星空撮影などで試しました。 その結果でISO800、5秒~10秒、F2.0、フォーカス∞にカスタム設定してアラスカへ出かけました。

保管用袋
星空撮影

そして現地です。
いざ現地に行って最初の試し撮影で思ったようにはいかない事がわかりました。
暗いので袋の中のスイッチをON/OFFがしにくい。おまけに用意した簡単な袋くらいだと冷えてしまって電池のもちが良くない、メモリの認識エラーも発生です。かてて加えて三脚から外すのも一苦労、等々です。
百均で購入した小さなLEDのペンライトも持って行きましたが、これでも明るすぎて周りに迷惑をかけます。赤色のかつ電池の弱った暗いライトが良いかも。

そして折角 購入した簡易的なシャッターレリーズですが、この止め器具が冷えすぎてしまう等の問題も判明。

ですので、本番ではシャッターレリーズの使用も防寒用の袋の使用も諦めました。
剥き出しで三脚に取り付けて、かつ直接にシャッターボタンを押すようにしました。撮さないときは三脚から外して防寒着の中に吊したホッカイロを貼り付けた袋に収納です。
三脚につけたまま待機をするときは、ホッカイロを貼り付けたマフラーを巻き付けました。
今回は気温が-10℃前後と高かったので、こんなもので大丈夫でしたが、-40℃といった極寒時はもっとしっかりした保温対策が必要になるでしょうね。

なお、小屋、テントなど暖房した場所に休憩するときなどは、乾燥剤を入れた密閉できるポリ袋に入れました。屋内に入ると一瞬にしてカメラが露結してしまい、もっと冷えると凍結してしまってカメラが壊れるらしいです。すぐには室内に持ち込まない方が良いとのネット情報もありました。
今回は、寒さがそれほどでなかったので、すぐストーブの前で暖めました。

今回の反省です
おそらくシャッターレリーズは不必要で、それより三脚に簡単に装着するための器具(何とかシューっていうのかしら)が欲しかったです。暗闇では付けたり外したりが面倒です。
撮影時間が5秒とか10秒とか長いですら、手押しでシャッター切っても瞬間的なブレは画像に出てこず問題ないのではと思います。
補足:
マニュアル設定のできないコンデジでは夜間モードではなく星空モードでの撮影になると思います。
皆さんうまく撮せずに苦労されていました。三脚は必須です。できたら事前に星空の撮影などで練習して条件確認をしておいた法がいいでしょう。

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