兵庫・笹山 多紀連山の三嶽
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行程  2014年5月21日
 徳島市内=(鳴門大橋、明石大橋、舞鶴若狭)=丹南篠山口IC=火打岩P
   7:00                                      9:45
 -クリンソウ群生地-三嶽山頂-大たわP=こんだ薬師温泉=徳島市内
     ~11:20    12:10-12:45  13:30     14:40

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

広域mapとGPS

カシミールとGPS
丹波篠山の多紀連山、三嶽のクリンソウ群生が凄いとの情報でバスツアに参加。
出発時はあいにくの雨模様だが、午後からは晴れるとの予報・・・だったが、確かに下山後は青空に(^_^;)。山歩き中は雨具着用でした。


移動途中の虹

火打岩 P

登山道
移動途中できれいな虹に出会ったが、ツアバス乗車前後には風も強く本降り。30名を超える団体参加は久しぶり(^_^;)。
現地ガイドさんと合流し、火打岩駐車場から歩き始めたときにはなんとか雨はやんだが雨具は着用。
風があると寒い感じだが、湿気が多く雨具の下は汗びっしょり。
ギンリョウソウもお天気のせいで元気なく汚れた感じ。

ギンリョウソウ

鳥居堂跡

クリンソウ群生地
一帯は修験道の大岳寺跡。ここにクリンソウ自生が発見されたのは20年ほど前らしい。地元の会でが保護、2009年頃から一般公開、ガイドもしてくれます。
4,100㎡の台地に推定170,000株(開花株60,000)の大群落を形成との事。マツカゼソウを除去したらずいぶん増えたとも。鹿が食べない毒草(薬草)のため優勢になったとも。
わき水もあり、水場、菜園として利用されていた可能性もあるあらしい。

群生地の五輪塔

ヤブデマリと
クリンソウ

大岳寺跡

山頂直下

山頂

三角点 展望図
平安末期~室町末期)、丹波修験道の中心で「大峰山」よりも栄えていたが、1482年に大峰山からの登山要請に応じなかったため僧兵300人によって「福泉寺」共々焼き払われたらしい。
周辺には庵、宿坊跡と思われる広場が10数ヶ所あり、庭に植わっていたであろう「万年青」も3・4ヶ所に残っているらしい。
少し雨っぽい中、風を避けて石室の周りでお弁当。   

かっての行者堂
石室

お弁当の後

大たわ駐車場

こんだ薬師温泉

温泉庭 クリンソウ
山頂からは北側の大たわ広場に下山。途中の鎖場でちょっと転倒、向こうずねに軽く擦り傷(^_^;)・・・やれやれバランス感覚の低下かな。
帰りの温泉で擦り傷の痛みも消える(^_^)。温泉のクリンソウもきれいです。
クリンソウ、今年は少々不調だったのか時期のせいなのか。圧倒されるような群生もなく、お天気のせいもあるでしょうが、花の写真もきれいには撮れませんでした。

ところで、現地のボランティアガイドさんの話だと、
 阿波踊りのよしこの<唄ばやし>に出てくる
   ●踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら 踊らにゃ損々
      ・・・
   ●大谷通れば石ばかり 笹山通れば笹ばかり 猪豆喰うて ホーイホイホイ
      ・・・ 
の篠山はここ丹波の篠山のことだと。

うーん、ほんとかなあ?  確かに篠山市のホームページをみると、 
   イノシシがユーモアに登場する民謡はデカンショだけではありません。
   あの阿波踊りにも登場します。
     「ささやま」「豆」(黒豆)も出てくることから一般にはこれは丹波篠山のことを
   唄ったものと想像されます。
と書かれています。
なんでも、阿波藩の蜂須賀氏と篠山藩の家老の蜂須賀氏は同族だったとか。
宗家が篠山に分家が徳島へと 分かれたとの事。
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